行政書士が、
物語を書く理由。
一枚の書類には、
そこに至るまでの人生すべてを書くことはできません。
行政書士として人の話を聞く中で感じてきた、
「書類の向こう側」にいる人々を、
物語として描いています。
書類だけでは、
見えないものがある。
行政書士の仕事では、 戸籍、契約書、許可申請書、 遺言書、内容証明など、 さまざまな書類に向き合います。
けれど、 書類に書かれていることだけが その人のすべてではありません。
なぜ、その言葉を書こうと思ったのか。
なぜ、その手続きを選んだのか。
その背景には、
数字や条文だけでは表せない人生があります。
語りきれない人生がある。
『とある代書屋の事件簿』
元心理カウンセラーの行政書士・結城理と、
法学部生の補助者・夏目雫。
大事件ではなく、
行政書士事務所を訪れる人々の
小さな事情と人生を描くシリーズです。
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第2作
一冊のノート
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事件よりも、
人の事情を書く。
『とある代書屋の事件簿』で描きたいのは、 派手な犯罪や大きな事件ではありません。
書類
内容証明、許可申請、戸籍、相続。 行政書士の実務に登場する書類を、 物語の入口として描いています。
人
依頼人にも相手方にも、 それぞれの事情があります。 できるだけ単純な悪者を作らず、 人がそう考える理由を見ることを大切にしています。
人生
法律や制度だけでは整理できない気持ちがあります。 書類が完成したあとにも残るものを、 物語として描いています。
『妻が残した一冊のノート』
第3作で扱ったのは、 建設業許可と「証明」の問題です。
長く仕事をしてきた人に 経験がなかったわけではない。
しかし、 行政手続では 「経験したこと」と 「証明できること」の間に 大きな隔たりが生まれる場合があります。
行政書士として実務に向き合う中で感じる その境界を、 物語という形で描きました。
果たして「証明」になるのか。
一枚の書類には残らなかった時間と、 一冊のノートに残されていた 一人の男の人生。
言葉だけでは伝わらない部分は、
物語の中に。
行政書士として何を見ているのか。
人の話を聞くとき、 何を大切にしているのか。
その一端は、 私が書いている 『とある代書屋の事件簿』にも 表れていると思います。
行政書士を選ぶとき、 資格や料金だけでなく、 「この人に話をしてみようと思えるか」も 大切な判断材料の一つだと考えています。
事務所選びの参考として、 もしご興味があればご覧ください。
実務と物語。
根にあるものは同じです。
まず、話を聞く。
小説でも実務でも、 最初から答えを決めつけず、 その人が何を考えているのかを 聞くところから始まります。
背景を見る。
書類に書かれた事実だけでなく、 なぜそこに至ったのか。 その背景を知ることで、 見え方が変わることがあります。
できないことも見る。
行政書士には行政書士の業務範囲があります。 物語の中でも実務でも、 専門職の境界を曖昧にしないことを大切にしています。
必要な人へつなぐ。
自分だけで解決することを目的にせず、 必要であれば、 その分野を担う専門家へつなぐ。 これも行政書士として大切な役割だと考えています。
書類の向こう側にいる、
人々の物語。
行政書士事務所の日常を舞台にした
『とある代書屋の事件簿』。
ご興味がありましたら、
物語の中の結城法務事務所にも
お立ち寄りください。